ラーメンを卒業する日が来るという事かそうなのか歴長いけど

小学生のころの話。

通っていた小学校には「マイ・プラン・タイム(略してMPT)」というカリキュラムがあった(今でもあるのだろうか?)。

簡単に言えば、生徒が自分自身で「何をするか」を計画し、実践し、発表する、というもの。

例えば「織田信長の生涯を調べる」のであれば、本を読んだり、ゆかりの地に足を運んだりして、その結果を発表する。

「アリの生態を調べる」のであれば、アリを採取して、観察して、その様子をレポート的なものにまとめる。

まあそんな感じ。それを小学生の高学年でやるという「MPT」。


当時の僕はなにを思ったか、「地域のラーメン食べ歩き」という計画を立てた。小学生ながらにラーメン屋に行き、ラーメンを食べ、それをレポートするというもの。

計画としてはおもしろいけれど、小学生でラーメン屋っていうのも限度がある。今ほどラーメン屋が沢山あるような時代でもなかったし(30年前)。実際は3軒くらいしか行かなかったと思う。

で、面白い「MPT」は学年最後の方で、全校集会で発表するっていうのがあり、なぜだか選ばれ、全校生徒の前で「ラーメン食べ歩き」の話をすることになった。

先生が「3軒じゃちょっと少ないから、7軒くらい行ったことにしようか」となって、なんとなくそんな様子で発表し、最後は舞台上でラーメンをすすって終わり、ということをした。

当時の小学生が給食以外で何かを食べるっていうのは、思えばなかなかセンセーショナルな行為で、舞台上で「ずずっ」と麺をすすったら、見ていた皆が「あーっ!」「わぁーー!」って言ったのを憶えている。

でも実際に舞台で出来たてのラーメンを食べたわけではなく、お湯で柔らかくした麺を軽くすする、というパフォーマンスで(ラーメンは親か先生が用意してくれた)、決して美味しかったわけではなかったが、「あーっ!」「わぁーー!」と言われながら食べるラーメンというのは何だか面白かった。


久しぶりに六本木の麺屋「天下一品」に行き、数か月ぶりにランチ時間にラーメンを食べた。

ほんの数年前までは、週に2回、もっと多い日もあったろう、ラーメンは常食していた。基本的に好きなのである。今でも歓迎して食べたいとは思っている。

が、この頃ランチにラーメンを食べると、午後の仕事効率はガクンと落ち、眠くなり、使い物にならなくなる。身体にこたえるのだ。

で、以前はそれでもかまわない、まあ適度に仕事をすればよいとは思っていたのだけれど、最近はそうも言ってはおられず、食後もそれなりのパフォーマンスが求められるし、そうなるとランチはお腹いっぱい食べることがはばかられる。

そんなこんなでラーメンを食べなくなっていった、結果久々に食べるとダメージが大きくって。


そこで浮かんだのは「いつかラーメンを食べなくなる時も来るんだろうな」という思いで、確かに言われてみれば最近は蕎麦の方が美味しくいただけるし、身体が欲しているのは蕎麦だし、まあそういうことなのだろう。

ラーメンを勢いよく食べることは今後も頻度は少なくなるけれどもするだろう。

が、そんな時期もそろそろ過ぎていくような身体になってきたということか。

まあつまるところ何が言いたいかと言えば、「美味しい蕎麦を食べに行こうよ」ということです。ゆっくり酒でも飲みながら。

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