ハナひさびさ

雨めいた秋の朝、久々に寺の経蔵の下にいた。

眠そうにしていて、近くに寄って写真を撮ろうとすると、うっすら目を開けてこちらを見るが、特に動こうとはしない。

おそらく触ることもできただろうが、しなかった。

しばらくぶりだったのでうれしく、娘も喜んだ。

 

さてこれから寒さが増してくる季節になったら、猫たちはどこに行ってしまうのだろう。

去年よく会っていたキキも、もうすっかり会わなくなった。

冬場になるとほとんど猫を見なくなる。

どこか暖かい場所があるのだろうか。あるいはどこか遠くへと行ってしまうのだろうか。

 

春から夏にかけての良い季節は、多いときで6,7匹の猫を見たものだが、そんな猫たちはどこへ行くのだろう。

調べればわかりそうだが、調べてもわからなそうで、きっとわからない方がよいことなのだろう。

 

また来年、暖かくなれば猫たちはどこかから現れるだろう。

けれどもう来年は毎日のように寺を通らなくなるので(娘が小学生になるので、今の保育園に送ることがなくなる)、それはもう個人的に通勤前に時折寺に行きたくなるだろう、そして行くだろう。

 

初めて出会う猫たちは、きっとすぐに逃げ出してしまうだろう。でもそれはそれでよいだろう。

猫たちがそこでのんびりしていることがわかれば、それだけで安心するだろう。

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