David Bowie/Five Years

不在の存在感の大きさに、不在になってから気付くのは常だが、それにしても随分なぽっかりだ。その失われた場所から、ずーっとBowieの歌声が聞こえてくる。そんないちにちだった。

DavidBowieの死の知らせから、メディアでは数多くの彼の死に関する記事が流れている。読みたいとも思わないが読んでしまう裏腹な現代は、彼の描いた未来だっただろうか。

いや、彼はそもそも未来など描かなかっただろうか。彼自身が未来だったのか。

日中、どんな天気だろう?と、職場の窓のある部屋に行き、ブラインド越しに外を眺めると、まるで信じられないくらいに雪!が降り、風景は白が渦巻いていた。傘を持ち1階に降りてみたらまったく降っていなかった。なんだろう夢だったのか。白昼夢だったのか。

名曲のひとつ、”Five Years“は、地球滅亡の日まであと5年しかない、という曲で、そうか5年後は2020年なのか。2020年に生きている自分のことを、まるで想像したことなどあっただろうか。

永遠になった彼は、Five Yearsの中でこのように歌う。

I kiss you, you’re beautiful, I want you to walk
あなたにキスする、あなたは美しい、あなたに歩いて欲しい

普遍を歌いながら革命を起こし、自らを変化させ続けた彼の生き様を、少なからず心で受け継ぎ、まずはこれから先の5年を、まるで地球が滅亡するかの如くに生きます。
ええ、生きてみせましょうぞ。
まだまだ我々は若い。永遠になるには早過ぎる。

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