巻かれ得ないフォームとステップを捕まえにゆく

bookshelf

先週からずいぶんと仕事が忙しく、原因は仕事量の多さなのだが、次から次へと降り注いでくる業務にちょっと参っていて体調に支障をきたしはじめた。

なので今日は「もういいや」という気持ちでテキトーに仕事をしてみたら、意外とこれが良い。「仕事なんてどうでもいい、たいしたことじゃない」という気分で、もちろんたいしたことなのだけれど、「いなす」とか「さばく」とか「ふわりとさせる」みたいな言葉でもって対峙し、「正面から引き受けてがっぷり四つ」みたいなのはやめてみた。ガスが抜けた感じがした。

あるいは「図書館の仕事で死んだ人なんてきっといない。別に死ぬわけじゃない」というような心地を自分にしかけてみる。余裕が生まれる。

そもそもがそんな余裕や遊びがあるからこそ、幅のきいた柔軟な発想の入り込む余地がある。今の仕事において、もちろん正確性や効率重視な部分もあるが、より必要なのは「未知なる場所に踏み込む勇気と、阿呆のような発想力」だ。

イノベーションをうたう割には程遠い職場環境からして、旧来という言葉の鈍重とは、人間の特性に実に寄り添った美徳、という名の思考停止、重い腰とは重いまま、手のつけようのない獣のようなものだ。獣と無闇に戦うべきではない。戦うべきフィールドは見極めねばならない。

むしろピンチはチャンスである。忙しさにかまけるでなく、むしろ忙しさを活かしたステップを探してみる。

今だからこそできることがあるだろう。負けてもよい、失敗してもよいから、やるだけやってみる。やらずに寡黙はすでに敗北。長いものに巻かれ張り付いた笑顔は、哀れみも救いようもない。巻かれ得ないフォームとステップを捕まえにゆくほうが、どれだけ生きていておもしろいだろうか。そこの正直さを失ってはならない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする