塔を見上げる

from-azabu-juban

麻布十番から六本木ヒルズを見上げる。

その光景が、以前訪れたチェコのプラハ、市街から城を見上げる風景に似ている、と感じたのです。

 

praha

並べてみたらずいぶんと違いますが、受ける印象が似ているのです。城は山頂にあり、六本木ヒルズも麻布十番からすれば高いところにあります。

 

この城を題材として書かれたカフカの『城』、結局主人公の「K」は城にたどりつけないんですが、六本木ヒルズにはどうにかたどりつけます。写真を撮った場所、麻布十番から職場までは徒歩15分。

城の場合は、30分はかかったんじゃなかったろうか。城が本当に大きかった記憶があります。

 

風景の印象が、別の場所を思い出させることってありますよね。それは経験にもとづくものなので、人それぞれ特有な種類のものですが。

ともなって、城に訪れたときの記憶がよみがえってきたりします。「場所に宿る記憶」ってやつですね。自分は忘れていたのに、場所が覚えていたという種類の記憶。

 

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