HAKANEKO

連休明けで娘の登園が若干心配だったが、思いのほかちゃんと言うことを聞いてくれて、いつも以上に早い時間に家を出ることができた。

じゃあいつもより長めにお寺の散歩をしてみようと、お墓の奥の方まで足をのばしてみたが、暑い陽気のせいか、猫は見当たらなかった。

と、墓から戻ってくる際に、遠くの方からこちらを眺めている猫がいた。すっと背筋を伸ばし、じっとこちらに目を向けている。

なんだいるんじゃないか。けどきっと、近づいたらすぐに逃げ出してしまうのだろうなと思いながら近づいたら、案の定すぐに逃げていった。

墓の奥の方は勢いある草が好き勝手に繁茂していて鬱蒼としている。猫はその鬱蒼の向こうからこちらを見ていた。

近付いたら近付いたでいなくなる。周囲は鬱蒼としている。離れたら離れたで遠くから見ている。

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