かつてどこでもない雲の中

whiteout

普段は49階で仕事をしていて、ランチは50階にある食堂でたまに食べるのですが、天気が良ければ眺めもよいですが、天気が悪ければ写真のようにほぼホワイトアウト、真っ白です。

でもそんな真っ白が結構好きです。きっと地上からも見えない真っ白な中にいるのだと思うと、まるで自分がどこにいるのかわからなくなる、そんな感じを好ましく思います。

 

ふだん高いビルを見ていつも思うのは、建てられる前はその高い場所はなんでもない空中だったということです。そんな空中に人類の英知がおよび、ビルを床を空間を築き上げ、なんでもない場所が「49階」とかいった名称を与えられ、果てはそこで働く人々を生む。

 

天候悪く雲の中に居ながら窓の外は真っ白で、そんな真っ白を眺めながら、どこでもない場所にいるような居心地の良さに身をゆだねることで、日常の些末を忘れます。ぼーっとします。

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