機器の数々、人の営み

201510

壁に連なる機器の数々。ビルの側面には必要があってそれらが取り付けられているのだが、まったくの素人にとってみればもはやそれらは無数の化け物がおびただしく天まで見える。

のだけれど、つい見てしまう。都会の端々、ビルの見過ごしてしまいがちな個所に、それらは押し込められている。なぜそんな風になってしまったのだろう。いや、必要があるのだろう。しかしそれらは妙に美しい。なんのためなのか大小太い細い管が、ぐいぐいと縦横している。

人の営みはそれらを総じている。見えないだけで、同期している。それらがなければきっと日々を営めない。そんな人の営みが現前としている光景が、都会のそこかしこに潜んでいる。少なからずそれらはおもしろい。

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