折り重なる季節

 

あまりの樹々の圧倒に、まるで倒れ込んでしまいそうだった。

季節が移り替わるニュアンスを感じられない今年の秋模様は、しかし街をゆけば秋は到来している。というのを街を走りめぐればよくわかる。常の年末のように、容赦なく否応なしに、季節は折り重なっていく、その折り重なりを日々に見る。

今の今しか今でこその今をびびびびりびりと、あるいは静けさにじっと耳を澄ませる。色彩を見る。あるいは思考を放り出してむしろ景色を見る。それだけできっと満たされる。

なんてことはなくて、日々の思索思考はおそいかかってくるが、自然を見上げれば容赦なく、自分の思索はくだらない。ただ日々を積み重ねていけばよいだけだ。というままでは飽き足らないから文章を書くし、空を見上げる。

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