乱歩の世界観

IMG_7209 (2)

この写真、どこで撮ったかは忘れてしまったのですが、その色褪せ具合、フォントの持つ力も相まって、背表紙の並びだけで迫力があります。怖いけど見てみたいという風情。幼い頃、母に連れられてよく行っていた図書館で借りていたものと、同じ版ではなかろうか。

 

乱歩といえば、台東区谷中(最寄りは千駄木駅)に「乱歩゜」という喫茶店がありまして、一度だけ訪れたことがあります。乱歩的世界を彷彿とさせる、独特の空間でした。

 

谷根千の界隈はランニングコースとしてよく行くのですが、谷根千から鶯谷、根岸のあたりを回って上野を巡るコースを夜、特にこの梅雨時の折に訪れると、実に「乱歩的」とも呼べるような、雰囲気のある一角に巡り合うことがよくあります。様々な要素によって構成された独特の空間を、「乱歩的」と感じさせる乱歩の功績は多大です。そこには「百閒的」「カフカ的」にも通じる独自があります。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です