渋谷、胎動している

shibuya-160127久々に渋谷を訪れた。

街が地の底からまったく変わろうとしている。その胎動が聞こえてくるかのように、空気がびりびりと電気を帯びている。街ゆく人もまさに今、街が移り変わろうとしているその生き物の一部のようにして、「渋谷」そのものと現在形で対峙している。

写真は元々東急プラザがあった場所。思い出深いその建物は忽然と消え見る影なく、記憶の風景が暴力的に上書き更新された。かつてこの場所から坂を上がったところにあるカジノバーでアルバイトをしていた。その際、いろいろな買い出しのために東急プラザの地下にあった渋谷市場に通ったものだ。その後セルリアンタワーにある職場で働いていた際は、やはり渋谷市場で380円の弁当(当時はサンパチ弁当と呼んでいた。380円で缶のお茶までついたのだ!)を頻繁に買っていた。そういえば酒の神(いわゆるバッカス)に出会ったのも、ここの地下にあったレストラン街のお好み焼き屋だった(その話はまた後日書ければ書く)。

渋谷、今、面白い。面白いが、同時にせつなさもある。そして寂寞とした、どうしようもできない大きな流れに飲み込まれているような心地も同時に訪れる。街が振動している。それを忘れるように、酒場がとても繁盛している。みなパワフルに酒をあおっている。

おかげでわぁーっと飲んだ。いずれ思いだすかもしれない風景めいていた。また来よう。

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