仕掛け時計が鐘を鳴らすとき

shikake-dokei

近所の図書館には大きな仕掛け時計があり、1時間ごとに人形たちが動き出して音楽と共に鐘を鳴らします。たまたまタイミングが良いと仕掛けが動く様子を見ることができます。

この時はちょうど12時でした。時計版が左右に開き、その奥からも人形が出てきます。周りの人形たちが順番に鐘を鳴らして音楽を奏でます。

時計がその時を告げると、周囲には子供たちが集まりはじめ、その様子を見つめます。それなりに大きな子も、ちょっと騒いでいた小さな子も、その時間は黙って時計を見つめています。

その時間が、なんだかとても好きなのです。皆が黙って時計を見つめている時間というのが。

そして1分程度の演奏が終われば、また皆はそれぞれの時間に戻っていきます。
ゆっくりと、それぞれの時間に戻っていくのです。

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