寒風空を見上げ月と疾走し

20161215

寒風の中、大手町の中空、ど真ん中には丸い月。

かつてある人は、月を「向こうの世界の入り口」として見た。星が浮かんでいるのではなく、そこが入り口になっていて、くぐり抜ければ別の世界が広がっているのだと。

実際、天空に月が浮かぶというのは知識で学び、「それはそういうものだ」と解釈して生きてきており、その本当のところは実際は違うかもしれない。

そこに入り口があって、くぐりぬければあっちの世界なんて、それはまたずいぶんと風景が違って見えるではないか。

普段いるこの世界はサーカスのテントのようなもので、その幕をとれば、まったく違った世界が広がっている。

なーんていう空想を遊びたくもなる寒さを横目に、今宵も自転車で疾走しております。

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