james blake-Radio Silence~鳴らないときに鳴る音楽

ジェイムス・ブレイクの新譜が5月にリリースされた。折に触れ聴いている。

つい聴いてしまう。なんでだろう?と思っていたら、彼の音楽は、むしろ聴いていないときの方が鳴っているということに気付いた。

どういうことかといえば、何度か聴いて、それはそれで過ぎ去るが、たとえば通勤路とか、仕事の最中とかに、ふと耳の奥で鳴るのだ。

ミニマルな繰り返しの旋律や、憂いを帯びた歌声が、どこからか聴こえてくるのである。

これは困ったと、改めて聴く。で、さらに音作りの深いところがわかるようになり、そうするとまた、なにかの折に鳴る。

いやそれはもちろん本人の意図したことではないだろうが、そんな音楽なのだ。

 

というわけで困ってしまう。いわゆる中毒性のある音楽。しばらくは聴き続けそうだ。

 

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