空間に思いを馳せること

20170309

仕事を終えて空を見上げたらビルと月。

 

最近のブログアップ写真が色彩を欠いていることに気づきましたが、きっとそれは季節を反映しており、3月下旬ころになればそれはもう花の写真が目白押しになるでしょう(去年がそうでした)。

今はまだ出合っていない花の写真に思いを馳せながら、今しばらくは辛抱、しっかりと仕事に没入する時期であるに違いありません。その流れに身を任せ。

 

最近読んでいる『「今、ここ」に意識を集中する練習』という本があるのですが、いわゆるマインドフルネス関連の本なのですけど、「新しく何かをしよう」というアプローチではなく、「今すでにしていることに、より意識を向けてみよう」という本なのです。

「食べることにより意識を向けてみる」とか、「足の裏の感覚に集中してみる」とかいうふうに。

 

その中で今日読んでおもしろかったのが「空間に意識を向ける」というものでした。

 

たとえば今私はPCモニターを見ながらキーボードを叩いて文章を書いていますが、私とモニターの間には何もない空間があります。その「何もない空間」に意識を向けるということ。

たとえば空を見上げた時に、目の前すぐの場所に空があるわけではなく、ずーっと高いところに空はある。そこまでの「あいだの空間」がありますよね。そこに意識を向けるということです。

 

「間合い」とか「空気」とか「沈黙の妙」とか、そういうものはその「あいだ」に含まれているのではなかろうか。あまり意識されることのないその「あいだ」に意識を向けることが、ひとつの新たなアプローチになりうるのではなかろうか。

 

仕事を終えて疲労を抱え、見上げたところにはビルと月。確かにビルと月に目はやりましたが、実際に思いを馳せたのは別のこと。あいだにある空間に思いを馳せたのかもしれません。

見ているようで見ていない。意識は別のところに向いていた。

 

 

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