巣鴨SEIYUイリュージョン

sugamo-seiyu

週に1度、巣鴨のSEIYUに1週間分の食材を買いに行く。

裏にはいつも沢山の自転車が停まっている。駐輪禁止と謳われているが、果たして自転車が停まっていない時はない。

 

そして特徴的なのがエスカレーター。明らかに速度が遅い。巣鴨なだけに。高齢者に配慮しての速度である。SEIYUだけでなく、都営三田線巣鴨駅のエスカレーターも速度が遅い。巣鴨ならではだ。

 

で、本日そんなSEIYUに訪れて買い物をしていたのだが、店内のBGMにDAVID BOWIEの「Space Oddity」が流れていた。

いや、いいんだよ、いいんだけど、なんか、おばあちゃんたちが沢山買い物する中で流れるSpace Oddityの茫漠さというか、厭世感というか、大好きな曲なんだが、その物語性も伴って、いつになく遠い気分での買い物になったのだった。

 

SpaceOddityについてはこのサイトに詳しく書かれています。

1969年発表の、DavidBowieのデビューアルバムの冠曲。宇宙飛行士であるTom少佐が自ら消息を絶つという曲。そしてその10年後に発表したAshes to Ashesという曲で「実はTom少佐はヤク中だったんだよ」と、Bowie自らTom少佐(Bowie自身の投影)を抹殺します。

 

みたいな物語を持った曲が流れる中での買い物…。いやいいんですよいいんです。高校生の頃に出会った曲で、それはもう何度も何度も聴いた大好きな曲なんです。その頃に自分が巣鴨のSEIYUでその曲を耳にしながら、夜のサラダのドレッシングを見繕っているなんて想像できやしなかっただろうにとか、歌詞にある

Planet Earth is blue and there’s nothing I can do.
地球は青く、私が出来ることなど何もありません。

とか聞きながら、魚の品定めをするなんて思ってもいなかった。そんなん聞きながら品定めどころではない。

人生は果たして何が起こるかわからないな!

 

などという風に思いながら乗るエスカレーターの速度はまるで永遠で、そのまま宇宙なのだった!

 

 

 

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