『さまざまな空間』と東京の空

頭上#東京の空 #六本木一丁目

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ジョルジュ・ペレックの『さまざまな空間』という本がある。

一風変わった本で、本の帯にはこう書かれている。

生きること、それは空間から空間へ、
なるべく身体をぶつけないように移動することなのである

この本に書いてあったかは忘れたが(似たようなことは書いてあった気がするが)空はかつてただの空であり、なんでもない場所だった。そこに建造物が建てられ、そこはなんでもない場所ではなくなった。ある空間になった。

みたいなことが書いてあったような気がする。

六本木一丁目のあたりから頭上を見上げると、それはもう高いビルディングが空を区切っている。


場所はこのあたり。

東京は高層ビルが次々と建てられており、空が空ではなく、空間になっていく。

どこまでも続いていた空が、なにかしらに区切られた空間になっていく。

帯にはこんな風にも書かれている。

書くこと。それはこころを込めてなにかを拾いとどめようとすることだ。ひろがりゆく空虚からくっきりした断片を救いだし、どこかに、わだち、なごり、あかし、あるいはしるしをいくつか残すこと。

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