ウゴウズ「傘をさす男」観劇@要町アトリエ第七秘密基地

妙である。おもしろかった。

友人やまやんと一緒に観劇。彼は出演予定だったとのこと。なので隣に座っている彼が出ていたかもしれない、傘をさしていたあの人だったのかもしれないというパラレルな感じでの観劇は貴重な体験だった。本人は相当ざわめいていただろう(本人もそう言っていた)。

妙な雰囲気を積み重ねていく手腕は確かなものである。拙い箇所は多々あるが、あまりある面白さが漂う。大笑いはしない、ざわっとする印象と間を織りなして、不可思議な空間を丁寧に紡ぎあげる。雄弁な沈黙だった。それだけで十分だ。

どんな思考回路をもってしてこんな芝居を作るのだろう。その発端はどこにあるのだろう。優しさと辛辣さが同居し、相反し、物事は決して一面だけでとらえられるはずがないことを改めて思わされる舞台だった。

honkon-ya

劇中に「香港屋にご飯食べに行こうよ」みたいな台詞が数回出てきて、観劇後にやまやんとご飯でも食べようかとなったところ、近くに本当に「香港屋」という中華料理店があり、これは行くしかないと行ってみた。近所にあったらまた行きたくなるようなアットホームなお店でした。

やまやんといろいろと喋っていたところ、先ほどまで舞台をされていたウゴウズの方たちが実際にお店にやってきて、まるで未だ劇中?のような、特別な面白さも味わった。きっとやまやんは初日打ち上げな皆さんとお話をしたかったろうが、複雑な心境に苛まれたり渦巻いたり逡巡したり(それもわかる)、結果僕といろいろと論を交わすような酒席であった。なんだか酔っ払って勝手なことばかり言っていたような気がするが、きっと気のせいだ。

公演は9月18日(日)まで。

9/16(金)14時/19時
9/17(土)14時/19時
9/18(日)13時30分/18時30分

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