書けば書くほど

flower

書けば書くほど上手になるだろうと信じて色々と書き散らかしていたら、ふと吹っ切れた。書き連ねる文字と思考とキーを叩く距離が、ぐっと近付いた、そんな実感があったのだ。バットをひたすら振ることにはやはり意味があるのである。

 

しかしその実感は一時のもの。また次へと、粘り強くしがみつき、ぐいぐいと書くことを自身に課してゆかねばなりません。誰に言われたわけでもない、自分でやろうかと思ったことなので、やるのも自分、逃げるのも自分、ただそれだけの単純な話ではあるのです。

 

まずは意慾からはじまり、次にわからぬままの闇雲な継続、そこであきらめてはいけない、きっとそのうち雲は晴れゆく、晴れゆけば光が差し面白味がわかってくる、そうすればしめたもの、あとは野となれ花開き、その色と香を愛でてみせましょうぞ。という言葉を胸に、ためらいは置き去れ、やるかやらぬかはやれ、視点は広く深く自在に、まずはそのひとつひとつを書き留めることから始まるのです。

 

ただこれはひとつだけ。書けば書くほど世界が近づいてくるわけではなく、むしろ遠ざかっていく、複雑になっていく。それでもやめるわけにはいかない。やめたらそこで終わる。今はまだ終わるのはあかん。掴みにいく意慾があるうちにはまだ。そんな場所に着いた、そこからまた再び始まる模様。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です